継続的にインフルエンサーマーケティングの施策をご一緒させていただいております伊勢半グループ様と施策の導入背景などについて対談の機会をいただきました。(前編はこちらから)

TORIHADA 桐井
確かに、暑い時期にニーズの伸びる傾向がある『ヒロインメイク』のスーパーウォータープルーフマスカラの耐久性を、興味関心を醸成できたと思います。
また、薬機法の障壁など、言葉で伝えられない要素をTikTokならではの表現方法でアピールをできたクリエイティブでもあったと思います。
私たちはPRする商品をクリエイターがそもそも愛用しているという点も大事だと思っています。クリエイターもTORIHADA社員も商品を使ってみて、「自分ごと化」するところから始めています。

伊勢半グループ 大町様
その想いはいろいろなところで感じることができました。
企業側としては取り組みをする上で、パートナーとなる取引先の皆さんやクリエイターさんが、どれだけ私たちの商品について興味をもってくれているかも大切だと思っています。TORIHADAの皆さんは実際に商品を使って、愛着を持って私たちとの仕事にも取り組んでくれているんだなと取り組みの端々からも実感しています。
もちろん、業務上の対応も一生懸命ですし、本当にいいものを作りたい、クライアントに寄り添うというスタンスがとてもありがたく、信頼して取り組ませてもらっています。また、TikTokの講習会を開いてくださったりと、TikTokへの理解もかなり深いので、本当に安心してお任せすることができています。

TORIHADA 桐井
ありがとうございます。私たちの強みは、営業やプランナーの対応力だけではなく、クリエイターが社内にいることです。その分企画も立てやすいですし、量ではなくて質で勝負したいと思っています。ご提案するクリエイターリストも責任を持って、こだわり抜いてお持ちしました。

伊勢半グループ 大町様
クリエイター選定についてのこだわりは確かに感じ取りました。フォロワーや再生数から単純にピックアップするのではなく、「このクリエイターが過去にはこういった商品を使っていて、最近ではこういった投稿しているからこの人がいいんじゃないか?」といった切り口と選定が有難かったです。
フォロワーや再生回数だけでピックアップしたリストでは、誰が選んでもPRは同じ結果になってしまう可能性もありますが、御社のようにただ人気があるという理由だけでなく、商品やブランドとの相性も考えた上でご提案いただけることが、とても心強かったです。

TORIHADA 桐井
伊勢半グループ様の中でも、クリエイターのキャラクターや商品との親和性など、数字だけではない部分を見てご選定いただくことができたので、私たちも、クリエイターもとても熱量を持って取り組むことができました。
今後、TikTokを含め、デジタル領域で今後やっていきたいことはありますか?

伊勢半グループ 大町様
デジタルではどんどん新しいものが出てきて、TikTokの使われ方も今後変わってくるかもしれません。そういった移り変わりが激しい中で、今後もいち早く変化をキャッチしていく環境を会社として作っていきたいと思っています。
私たち伊勢半グループとしては、化粧品というリアル商材をお客様にお届けすることは変わらないですが、ユーザーと企業のタッチポイントが今後さらに変わってくることは確実なので、これからも積極的に情報収集して、ユーザーとどのようなコミュニケーションをとるかを早い段階から見極めていきたいです。

TORIHADA 桐井
会社として200年近い歴史があるにもかかわらず、TikTokはもちろん、新しいことにも積極的にチャレンジされていく風土が私たちにとっても、とても勉強になります。歴史や伝統と逆行する世界でもあるのに…

伊勢半グループ 大町様
その逆ですね。変化に順応してきたからこそ、私たち伊勢半グループは長く続いているのだと思います。
これは今に始まったことではなく、先輩たちがやり続けていることなので、我々もその文化を絶やさないようにしていきたいですね。

200年近い歴史を持つ化粧品メーカー伊勢半グループがTikTokマーケティングを導入した背景(前編)はこちらから