WHALE(ホエール)とは?TikTok Shopの”手元に残る利益”を毎日可視化する分析ツールの機能・料金

WHALE(ホエール)TikTok Shopデータ分析ツール キービジュアル

WHALE(ホエール)は、TORIHADAが開発したTikTok Shop専用のデータ分析ツールです。売上(GMV)だけでなく、プラットフォーム手数料・アフィリエイト手数料・配送料・返金・原価を差し引いた「手元に残る利益」を毎日自動で算出し、商品・動画・ライブを横断して「何が、どのチャネルで売れたのか」を1画面で確認できます。

料金は1IDあたり月額15,000円(税抜)で、14日間の無料期間があり、初期費用は0円、最低契約ID数の縛りもありません。TikTok Shopアカウントを連携するだけで利用を始められ、表示される数字はすべてTikTok Shop公式APIから取得した自社ショップの実データです。

この記事では、TikTok Shopの出店者・運営代行会社・ブランド担当者の方に向けて、WHALEで解決できる課題、4つの機能、使い方、開発中の機能、多言語対応、料金と導入の流れ、よくある質問を解説します。なお、WHALEは現在提供準備中のツールで、本記事は機能と料金の紹介に限っており、導入実績や効果を示すものではありません。

目次

WHALE(ホエール)とは?TORIHADAが開発したTikTok Shop分析ツール

WHALE(ホエール)TikTok Shopデータ分析ツール キービジュアル
WHALE — TikTok Shopの売上と利益を可視化するデータ分析ツール(TORIHADA AI TOOLS)

まずはWHALEがどんな立ち位置のツールなのかを整理します。ひとことで言えば「TikTok Shopの数字を、売上ではなく利益の単位で毎日見られるようにするツール」です。

WHALEは、TikTokマーケティングを手がけるTORIHADAが開発するAIツール群「TORIHADA AI TOOLS」の一つで、TikTok Shopの運営に特化したデータ分析ツールです。原価を一度登録すれば、その後は手数料・配送料・返金・原価を控除した粗利が毎日自動で算出され、売上(GMV)と手元に残る利益を別のものとして並べて確認できます。

分析対象は商品・動画・ライブ配信の3つで、これらを横断して「どの商品がどの動画・どのライブで売れたのか」まで辿れるのが特徴です。さらに、日々の施策を自動で記録して変更前後の指標を比較する機能や、クリエイターへ一括で連絡する機能も備え、分析結果を踏まえた「次の一手」までを同じ画面で完結させる設計です。

TikTok Shopそのものの仕組みや始め方については、「TikTok Shopとは?始め方・主要機能・売れる仕組みを解説」で詳しく解説しています。

TikTok Shop運営で「利益管理」が難しくなる4つの理由

WHALEが解決しようとしている課題は、TikTok Shopを実際に運営している方なら心当たりがあるものばかりです。代表的な4つを挙げます。

1つ目は、売上(GMV)は見えるのに利益が見えないことです。TikTok Shopではプラットフォーム手数料のほかに、クリエイターへのアフィリエイト手数料、配送料、返金が発生します。これらと原価を差し引いた「手元に残る金額」を日次で把握するには、注文データを書き出して集計し直す作業が必要になりがちです。

2つ目は、商品・動画・ライブのデータが別々の画面に分かれていることです。売れた商品は注文一覧で、伸びた動画は動画分析で、ライブの成果はライブの管理画面でと見る場所が分かれ、「この動画がこの商品の売上にどれだけ貢献したか」を突き合わせるには手作業が必要です。

3つ目は、施策の効き目を測りにくいことです。価格や商品名、サムネイルの変更を「いつ・何を変えたか」まで記録し続けるのは手間がかかり、記録がなければ指標が動いたときに原因を特定できず、PDCAが感覚頼りになります。

4つ目は、クリエイターとの連絡が散らばることです。商品を紹介してくれるクリエイターが増えるほど、個別にメッセージを送り、返信を追い、誰にどこまで送ったかを管理する手間が膨らみます。WHALEは、この4つの課題にそれぞれ対応する機能を持っています。

WHALEの4つの機能

ここからは、WHALEの中核となる4つの機能を順に見ていきます。いずれも「見える」「比較できる」「連絡できる」という運営の基本動作を、TikTok Shop公式APIの実データで支える機能です。

機能1:手元に残る利益が毎日わかる

WHALEのダッシュボード画面:今日の売上速報、月間GMV・粗利の目標達成率、手元に残るTikTok Shop利益と利益率を表示
WHALEのダッシュボード。今日の売上速報に加え、月間のGMV・粗利の目標達成率、手元に残るTikTok Shop利益と利益率を一画面で確認できる(画面はデモデータ)
WHALEのコスト内訳画面:手数料・配送・返金・原価を引いた粗利の表示
コスト内訳の画面。売上から手数料・配送費・返金・原価を差し引いて、粗利がいくら残るかを確認できる

商品ごとの原価を一度登録すれば、あとは毎日自動で計算されます。売上(GMV)から、プラットフォーム手数料・アフィリエイト手数料・配送料・返金・原価を差し引いた利益が算出され、GMVと利益を別の数字として並べて確認できます。コスト内訳の画面では、どの項目がどれだけ利益を圧迫しているかも把握できるため、「売れているのに残らない」商品を早い段階で見つけられます。

機能2:商品・動画・ライブを横断して可視化

WHALEの動画別レポート:動画ごとのGMV・粗利・販売数・注文数・再生数・CTRを一覧表示
動画別の成績一覧。動画ごとにGMVだけでなく粗利・販売数・再生数・CTRまで並べて比較できる

商品・動画・ライブ配信のデータを横断し、どの商品がどのチャネルで売れたのかまで辿れます。動画は1本ごとにGMV・粗利・販売数・再生数・CTRが並ぶため、「再生数は多いのに売れていない動画」「再生数は少ないが粗利に貢献している動画」といった違いが一目でわかります。WHALEで確認できる主な指標は次の通りです。

対象確認できる主な指標
ショップ全体GMV、注文数、販売数、AOV(平均注文額)、コスト内訳(手数料・配送・返金・原価)、粗利
商品別商品ごとの売上、粗利、どの動画・ライブで売れたかの内訳
動画別1本ごとのGMV、粗利、販売数、再生数、CTR
施策ログ価格・商品名・サムネイル変更の前後7日間のCTR、CVR、GMVの比較
更新頻度注文は約30分ごと、動画・LIVEのパフォーマンスは1時間ごとに自動更新

機能3:施策の成果をログで振り返る

WHALEの変更履歴と効果ランキング画面:価格変更・商品名変更・サムネ変更の前後でCTR・CVR・GMVの変化を比較
変更履歴と効果ランキングの画面。価格やタイトルの変更は自動検知され、施策前後のCTR・CVR・GMVの変化が効果順に並ぶ

価格の変更、商品名の修正、サムネイルの差し替えといった日々の施策を、WHALEが自動で検出して記録します。運営担当者が変更内容をメモしておく必要はありません。記録された施策ごとに、変更前と変更後それぞれ7日間のCTR・CVR・GMVを並べて比較できるため、「商品名を変えたらクリック率がどう動いたか」「値下げは売上に対してどう効いたか」を、感覚ではなく数字で振り返れます。

機能4:クリエイターへの一括連絡

WHALEの声を掛ける画面:市場トレンド上位からクリエイターを選び、商品カードを添えて複数人へ一括送信
クリエイターへの一括連絡画面。市場トレンド上位のクリエイターを選び、商品カードを添えて複数人へまとめてメッセージを送れる

クリエイターの検索・連携・メッセージ対応を1画面で完結できます。複数のクリエイターにまとめて同じ内容を送り、一人ずつの送信状況を確認でき、届いたメッセージもリアルタイムで受け取れます。声を掛ける相手は市場トレンドの上位から選ぶことができ、メッセージには商品カードを添えて送ることも可能です。

送信はTikTokの公式メッセージ機能を通じて行われるため、クリエイター側にはいつも通りTikTokのメッセージとして届きます。WHALE独自の別チャネルではなく、返信もWHALEの画面でそのまま受け取れるので、クリエイターに新しいツールの利用をお願いする必要はありません。

WHALEの使い方:原価登録から日々の運営までの基本フロー

機能を個別に見てきましたが、実際の運営ではこれらを一連の流れとして使います。日々の基本的なサイクルは次の4ステップです。

ステップ1は原価の登録です。TikTok Shopアカウントを連携し、商品ごとの原価を入力します。連携後は数時間で過去のデータが揃い、原価の登録はこの最初の1回だけで、以降の利益計算は自動です。

ステップ2はダッシュボードの確認です。前日のGMVと利益、コスト内訳を確認し、商品別・動画別の一覧に切り替えて、利益に貢献している商品や動画、逆に手数料や返金で利益が削られている商品を特定します。

ステップ3は施策の実行とログの振り返りです。価格や商品名、サムネイルの変更はセラーセンター側で行い、WHALEが自動で検出して記録します。1週間ほど経ったら施策ログで変更前後7日間のCTR・CVR・GMVを比較し、続けるか戻すかを判断します。

ステップ4はクリエイターへの連絡です。伸ばしたい商品が決まったら、候補のクリエイターに商品カードを添えて一括でメッセージを送り、返信と送信状況をWHALE上で追います。この4ステップを繰り返すことで、分析と実行が同じ場所で回り続けます。

開発スピード:1日に複数回の本番リリースを続ける体制

WHALEはまだ提供準備中のツールですが、開発そのものは日々進んでいます。開発リポジトリの記録を2026年9月2日時点で集計すると、直近30日(8月3日〜9月2日)の本番環境へのデプロイは68回で、31日のうち25日に何らかのリリースがありました。最も多い日には1日に8回の本番反映が行われています。同じ期間に本体へ取り込まれた変更(マージされたプルリクエスト)はライブラリ更新の自動PRを除いて367件で、土日祝を除く平日1日あたり約17件の変更が積み上がっている計算です。

期間取り込まれた変更(マージPR)本番デプロイ
直近30日(2026年8月3日〜9月2日)367件(自動更新PRを除く)68回(最多日8回)
直近90日(2026年6月4日〜9月2日)693件(自動更新PRを除く)110回

この30日で追加された機能も、利用者が画面で体感できるものが中心です。たとえば、商品がTikTok Shop側で凍結・非表示にされたことを通知する機能、クリエイター検索をフォロワー数や視聴者の年齢層・性別で絞り込む機能、LIVEランキングへの「1時間あたりGMV」列の追加、アフィリエイト収益に商品ごとの貢献クリエイターを表示する機能、原価が未入力の商品をダッシュボードで知らせるリマインドなどが順次リリースされています。

変更を小さく分けて日に何度も本番へ反映する体制のため、不具合の修正や画面の改善は数日単位で届きます。TikTok Shop側の仕様変更にも追従しやすく、導入後に「使いながら良くなっていく」ことを前提にしたツールと言えます。なお、件数はいずれも開発リポジトリの実測値で、集計時点により変動します。

開発中の機能:キャンペーン自動運用と他ECモール横断分析

WHALEのキャンペーン自動運用の設定画面イメージ(開発中):自動更新・コミッション率調整などのトグルが並ぶ
キャンペーン自動運用の設定画面イメージ(開発中)。自動更新やコミッション率の調整などをトグルで設定する想定

WHALEには、現在開発中で今後の提供を予定している機能もあります。いずれもまだ提供されていない開発中の機能で、画面は開発中のイメージ、数値はサンプルであり、提供時期は決まり次第案内される予定です。

1つ目はキャンペーンの作成・更新・最適化の自動化です。アフィリエイトキャンペーンの作成だけでなく、クリエイターごとの期間延長やコミッション率の変更といった運用上の更新作業まで自動化し、クリエイターや商品の成果に合わせてキャンペーンを継続的に調整することを目指しています。

2つ目は他ECモールのデータを含めた横断分析です。他のECモールでの検索数や売上も取り込み、「TikTok Shopでいくら売れたか」だけでなく「TikTokが事業全体の売上にどれだけ貢献したか」まで可視化し、EC事業全体を管理・分析できるプラットフォームを目指しています。対応モールと提供時期は未定です。

日本語・英語・中国語のUIに対応

WHALEの管理画面は、日本語に加えて英語と中国語(簡体字)の表示に対応しています。画面の言語を切り替えると、数値の表記形式も言語に合わせて出し分けられる設計です。

日本のTikTok Shopに出店する海外ブランドや、海外に本社を持つ企業の日本チームなど、日本語を母語としない担当者がショップ運営に関わるケースでも同じ画面で運用できます。また、複数のショップを1つの組織で管理し、担当者ごとに閲覧できるショップを指定できるため、複数ブランドを預かる運営代行会社(TSP)にも対応しています。

WHALEの料金と導入の流れ

料金体系はシンプルで、ID数に応じた月額課金のみです。初期費用や最低契約ID数の縛りはなく、14日間の無料期間から始められます。

項目内容
月額料金1IDあたり15,000円/月(税抜)
無料期間14日間
初期費用0円
最低契約ID数なし
支払方法クレジットカード(請求書対応は別途相談)
利用に必要なものTikTok Shopアカウントの連携(申し込み時のクレジットカード登録は不要)

なお、複数のショップを運営している場合、席(ID)はショップの数だけ必要になります。導入までの流れは次の5ステップです。

  1. アプリ認証:TikTok Shopのセラーセンターで、WHALEアプリの認証を行います
  2. テナント作成:セラーの利用環境が自動で構築されます
  3. 支払情報登録:クレジットカード情報を入力します(請求書対応は別途相談)
  4. 原価・運用設定:原価など、運用に必要な基本情報を入力します
  5. 運用スタート:設定完了後、すぐにWHALEでの運用を始められます

WHALEは公式サイトで機能・料金の詳細を確認でき、14日間無料でお試しいただけます。TikTok Shopの運営そのものをTORIHADAに任せたい場合は、「TORIHADAのTikTok Shop販売代行とは?」もあわせてご覧ください。

WHALEに関するよくある質問

最後に、WHALEの導入を検討する際によく寄せられる質問をまとめました。

Q1. 始めるのに何が必要ですか?

TikTok Shopアカウントの連携だけです。お申し込み時にクレジットカードの登録は必要ありません。連携後、数時間で過去のデータが揃い、直近の日から順に画面に表示されます。

Q2. 表示される数字は推定値ですか?

いいえ。すべてTikTok Shopの公式APIから取得した、自社ショップの実データです。注文は約30分ごと、動画・LIVEのパフォーマンスは1時間ごとに自動で更新されます。

Q3. 運営代行(TSP)として複数のショップを運営していても使えますか?

使えます。1つの組織に複数のショップを登録でき、全ショップをまとめて見ることも、ショップごとに切り替えて見ることもできます。担当者ごとに閲覧できるショップを指定できるため、担当外のクライアント名が他のメンバーに見えることはありません。なお、席はショップの数だけ必要です。

Q4. チームで利用する場合の権限管理はできますか?

できます。管理者と一般メンバーの2種類の権限があり、メンバーの招待や権限の変更は管理者のみが行えます。契約や請求の情報も管理者にのみ表示されるため、経営に関わる数字を伏せたままチームで運用できます。

Q5. WHALEから送ったメッセージは、クリエイターにどのように届きますか?

TikTokの公式メッセージ機能を通じて送信するため、クリエイターにはいつも通りTikTokのメッセージとして届きます。WHALE独自の別チャネルではありません。返信もWHALEの画面で受け取れます。

まとめ:WHALEはTikTok Shopの「利益」を毎日見るためのツール

WHALE(ホエール)は、TORIHADAが開発したTikTok Shop専用の分析ツールです。原価を一度登録すれば、手数料・配送・返金・原価を差し引いた利益が毎日自動で算出され、商品・動画・ライブを横断して売れた経路を辿れます。施策の変更を自動で記録して前後7日間の指標を比較でき、クリエイターへの一括連絡もTikTok公式メッセージ経由で同じ画面から行えます。

料金は1IDあたり月額15,000円(税抜)、14日間無料、初期費用0円、最低契約ID数なし。管理画面は日本語・英語・中国語に対応しています。キャンペーン自動運用と他ECモール横断分析は開発中で、提供時期は未定です。「売上は見えているが利益が見えない」という課題をお持ちの方は、まず資料請求からご検討ください。

WHALEの詳細・TikTok Shopのご相談はTORIHADAへ

WHALEの詳しい機能・料金はWHALE公式サイトでご確認いただけ、14日間無料でお試しいただけます。

TikTok Shopの運営代行を含むSNSマーケティング全般のご相談は、TORIHADAへのお問い合わせからご連絡ください。

この記事はAIを活用して書いています。

この記事を書いた人

TORIHADA POSTは、TikTok・YouTube・LINE VOOM・InstagramなどのSNSやインフルエンサーマーケティングに関する情報を発信していくサイトです。
SNSの最新情報やインフルエンサーのビジネス活用方法を多様な視点で提供していきます。

若井 映亮
株式会社TORIHADA CEO
【執筆実績】
・『事業者の販路を拡大し、クリエイターの収益を最大化する TikTok Shop大全』出版社:KADOKAWA (2025/12/17)
・『ショートムービー・マーケティングTikTok が変えた打ち手の新常識』出版社:KADOKAWA (2021/12/22)
【メディア出演実績】
・TikTok にハマる理由 優秀なAI がユーザーを魅了する: 日経Biz Gate(2022/2/17)
・今さら聞けない バズる動画完全攻略セミナー:テレビ朝日 NEW ニューヨーク(2021/11/19放送)
・TikTokビジネス活用大全:新R25プレミアム講座

1989年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、サイバーエージェントに入社してアドテク事業の責任者を経験。2017年10月にTORIHADAを取締役として共同創業。2020年4月には、TikTok MCN PPP STUDIOを設立。2026年時点では、総勢2,000組を超えるショートムービークリエイターを抱える日本最大規模のクリエイター事務所としてクリエイターサポートを行う。自身もフォロワー5万人を超えるクリエイターの1人として、ショートムービー・プラットフォームを活用し、クリエイター目線を持って活動のサポートを行う。2022年12月からTORIHADA POSTの運営を開始。
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