インスタライブ広告のやり方|3つの集客方法と設定手順・費用【2026年最新】

インスタライブを広告で集客する方法は、2026年9月末に大きく増えました。結論から言うと、企業が使える方法は①オーガニックの告知、②ライブ配信の作成画面から行う「ブースト」、③広告マネージャから出すライブ動画広告(クリエイターのライブを使うパートナーシップ広告を含む)の3つです。自社アカウントの配信を手軽に底上げしたいならブースト、クリエイターの配信を自社の広告として広げたいならパートナーシップ広告、と使い分けるのが基本です。

きっかけは2つの動きが重なったことです。Metaは2026年9月の発表で、Instagramのライブ動画広告を9月29日から全世界のすべての広告主・代理店に一般提供すること、パートナーシップ広告と組み合わせてクリエイターのライブを広告として配信できることを明らかにしました。さらに9月30日には、ライブ配信の作成画面から直接ブーストできる機能がSocial Media Todayで報じられています。

どの方法でも押さえておきたい前提は、ライブ広告は「配信している時間」にしか意味を持たないことです。ブーストについては、広告が配信中にだけ出稿されること、予約するなら配信の2時間前までが推奨されることが報じられています。本記事では、公式発表と報道で確認できる仕様と確認できていない点を分けたうえで、3つの方法の比較、設定手順、配信時間で割る費用の考え方、予約時刻から逆算するチェックリスト、TikTok LIVEとの違いを実務目線で整理します。

目次

インスタライブ広告とは?2026年に何が変わったのか

インスタライブ広告とは、配信中のInstagramライブ動画そのものを広告として配信し、フォロワー以外の人にもライブを見つけてもらう仕組みです。まずは2026年の流れを時系列で押さえておきましょう。

これまでのインスタライブは、配信を始めるとフォロワーに通知が届き、ストーリーズの並びの先頭に表示されるといったオーガニックな導線が中心でした。フォロワーが少ないアカウントや、新商品の発表のように新しい層に見てほしい配信では、事前の告知を頑張っても視聴者が集まりにくいのが悩みでした。ライブ動画広告は、この「入口の少なさ」を広告予算で補うための機能です。

時期出来事出典
2026年6月17日(米国時間)MetaがInstagramへのライブ動画広告の導入と、Facebookでのライブ動画広告のグローバル展開を発表。日本を含む22か国・地域で、クリエイターの商品タグがアフィリエイトリンクに対応することもあわせて発表Meta日本語ニュースルーム(6月18日掲載)
2026年9月(IAB Global Creator Week)Instagramのライブ動画広告を9月29日から全世界のすべての広告主・代理店に一般提供すると発表。パートナーシップ広告と組み合わせ、クリエイターのライブを広告として配信できるMeta for Business
2026年9月29日上記の一般提供が始まるMeta for Business
2026年9月30日ライブ配信の作成画面からブーストできる機能が報じられるSocial Media Today
Meta日本語ニュースルーム(2026年6月18日)、Meta for Business「IAB Global Creator Week」、Social Media Today(2026年9月30日)をもとに作成

6月の導入告知:Instagramへの導入とFacebookでの拡大

Metaの日本語ニュースルームによると、Metaは2026年6月17日(米国時間)にライブ動画広告をInstagramに導入し、Facebookでもグローバルに提供を広げると発表しました。目的は、企業やブランドがライブ動画をより効果的に訴求して新しいオーディエンスに届け、両アプリでの商品の発見や購入につなげることだと説明されています。

同じ発表には、日本を含む22か国・地域で、クリエイターがInstagramの商品タグをアフィリエイトリンクとして使えるようになるという内容も入っていました。Impress Watchの報道では、Facebookではライブ動画広告とライブショッピングツールを組み合わせ、視聴者がライブを見たまま商品を閲覧し、価格を確かめて購入を検討できると紹介されています。ここで注意したいのは、ショッピングツールとの組み合わせはFacebookについての説明だという点です。Instagramでも同じことができるとは、この発表からは読み取れません。

9月29日の一般提供:クリエイターのライブをパートナーシップ広告に

6月の発表は「導入する」という告知でした。それが9月29日から全世界のすべての広告主・代理店に提供されることになったのが、9月のMeta for Businessの発表です。発表では、ライブ動画広告はクリエイターとコミュニティが交流する「今この瞬間」の場にブランドが登場できるものだと位置づけられています。パートナーシップ広告と組み合わせれば、クリエイターのライブをパートナーシップ広告として広げ、リアルタイムの熱量の高い反応を測定できる成果につなげられる、とも説明されています。

この発表ではeBay Japanのパフォーマンスマーケティング担当者のコメントも紹介されています。Instagramライブを通じた双方向のコミュニケーションが重要な接点になっており、ライブ動画広告の機能でさらに深い交流を生みたい、という趣旨です。日本企業の名前が挙がっていることからも、国内の広告主にとって身近な機能になったと言えます。

9月30日のブースト機能:作成画面から直接広告に

もうひとつの変化は、広告マネージャを開かなくてもライブを広告にできるようになったことです。Social Media Todayの報道では、Instagramアプリのライブ配信の作成画面に「ブースト」の選択肢が加わり、配信の直前にブーストすることも、事前に予約しておくこともできるとされています。

同紙が引用しているInstagramの説明文は「ライブ動画をブーストして広告にすると、Instagramでより多くの人に見つけてもらえる可能性があります。ライブ動画が広告クリエイティブとして使われ、広告はフィード、ストーリーズ、Instagramリールに表示される可能性があります」という内容です。一方で、予算の下限、対象地域、利用できるアカウントの条件は報道に書かれていません。日本のアカウントで使えるかどうかは、アプリを最新版にしてライブの作成画面に「ブースト」が出るかで確認してください。

インスタライブを集客する3つの方法を比較

「インスタライブに広告を出す」と言っても、誰の配信を、どの画面から広げるかで方法が変わります。まずは全体を比べて、自社がどれを使うべきかを決めましょう。

項目①オーガニック告知②アプリ内ブースト③広告マネージャ(自社ライブ/パートナーシップ広告)
広げる配信自社アカウントの配信自社アカウントの配信自社の配信、またはクリエイターの配信
操作する画面投稿・ストーリーズ・配信予約ライブ配信の作成画面Meta広告マネージャ
費用広告費はかからない広告費(金額は自分で設定)広告費(キャンペーン単位で設計)
ターゲティングフォロワー中心オーディエンスを選ぶか、Instagramのおすすめを使う広告マネージャの設定に従う
配信面フォロワーへの通知、ストーリーズの並び などフィード・ストーリーズ・リール広告マネージャの配置設定で確認
広告が出るタイミング—配信中のみ(報道)ライブ動画をクリエイティブにするため、配信時間に合わせた設計が前提
向いているケース既存のファン向けの定例配信手軽に新規の視聴者を増やしたい自社配信クリエイターとの協業、成果を測りながら運用したい配信
Meta for Business、Meta日本語ニュースルーム、Social Media Today(2026年9月30日)の記載をもとに作成。②の配信面・タイミング・ターゲティングは報道で引用されたInstagramの説明に基づきます

①オーガニック告知:すべての土台になる

広告を使うかどうかに関係なく、告知はすべての方法の土台です。配信日時を事前に投稿やストーリーズで伝え、ライブの予約機能でリマインダーを設定してもらえば、配信開始の直後から視聴者がいる状態を作れます。広告で連れてきた新しい視聴者にとっても、コメントが流れている配信のほうが残りやすいため、オーガニックで集まる「最初の数十人」の価値は広告を使う場合ほど大きくなります。

費用がかからないのが最大の利点ですが、届くのは基本的にフォロワーとその周辺だけです。新商品の発表や初回の配信のように、まだ自社を知らない層に見てほしい配信では、告知だけで集客の目標を達成するのは難しいと考えておきましょう。

②アプリ内ブースト:自社配信を手軽に広げる

ブーストは、ライブ配信の作成画面からそのまま広告を設定する方法です。報道によると、ライブ動画がそのまま広告クリエイティブになり、フィード・ストーリーズ・リールに表示されます。広告用の動画を別に作る必要がなく、キャンペーンの階層構造を理解していなくても始められるのが強みです。

Social Media Todayは、広告マネージャで一からキャンペーンを組むより手軽に宣伝できる点をこの機能の意味としています。裏を返せば、細かい配置の指定や、購入などの成果を軸にした最適化を作り込みたい場合は、広告マネージャのほうが向いている可能性があります。ブーストで使える細かな設定項目は報道に書かれていないため、まずは少額で試し、何を選べるかを自社の画面で確かめるのが確実です。

③広告マネージャ:パートナーシップ広告で他人の配信を広げる

9月29日の一般提供で企業にとっていちばん大きく変わったのが、この方法です。自社のアカウントではなく、提携しているクリエイターのライブをパートナーシップ広告として配信できるようになりました。クリエイターの配信は、そのクリエイターのファンとの関係があるからこそ盛り上がります。その熱量を、自社の広告予算でクリエイターのフォロワー以外にも届けられるのが特徴です。

パートナーシップ広告は、クリエイターから広告としての利用許可を受けて配信する仕組みです。クリエイターとの契約や許可の手続きが必要な分、ブーストより準備の手間はかかりますが、広告マネージャで目的や予算を設計して成果を測れます。クリエイターとの協業の基本はInstagramタイアップ投稿とは?やり方・ラベル設定とメリットで解説しています。

アプリ内ブーストのやり方と設定手順

自社アカウントの配信を広げるなら、まず試したいのがブーストです。報道で伝えられている流れを、実務の手順に置き換えて整理します。画面の文言や配置は、実際のアプリで確認してください。

手順内容実務上のポイント
0. 事前準備Instagramアプリを最新版に更新し、ライブの作成画面に「ブースト」が出るかを確認する表示されない場合は、順次提供の途中か対象外の可能性がある
1. 作成画面を開くInstagramアプリでライブ配信の作成画面を開く本番と同じ端末・アカウントで確認する
2. ブーストを選ぶ作成画面の「ブースト」の選択肢を選ぶ配信直前に設定するか、事前に予約するかを選べると報じられている
3. オーディエンスを決めるターゲットを自分で選ぶか、Instagramのおすすめのオーディエンスを使う初回はおすすめを基準にし、2回目以降に比較すると判断しやすい
4. 予約する事前に予約する場合は、配信の2時間前までに設定する報道によると、Instagramは広告配信の遅れを減らすため、少なくとも2時間前の予約を推奨している
5. 配信するライブを開始する。広告は配信中のみ出稿される開始時刻がずれると広告の出始めもずれる前提で動く
6. 振り返る配信後に視聴者数・コメント・フォロー数・売上を記録するブーストした回としなかった回を同じ指標で比べる
Social Media Today(2026年9月30日)の報道をもとに作成。手順0・6と「実務上のポイント」は編集部の整理です

なかでも見落としやすいのが手順4です。ライブ広告は、通常の投稿の宣伝と違って「後から届けば良い」が通じません。報道で伝えられた2時間前までという推奨は、配信が始まったタイミングで広告がきちんと出ている状態にするための目安です。直前に設定することもできますが、配信の冒頭は告知で来たフォロワーしかいない、ということが起こりうると考えておきましょう。

もうひとつは、広告が配信中にしか出ないという前提です。通常の投稿のブーストは、投稿後に数日かけて広告を出し続けられます。ライブのブーストは配信が終われば広告も止まるため、配信時間がそのまま広告の出稿時間になります。この性質が、次に説明する費用の考え方に直結します。

クリエイターのライブをパートナーシップ広告で出す手順

クリエイターに配信してもらい、そのライブを自社の広告として広げる場合は、ブーストより準備の工程が増えます。一般的な流れは「契約→許可→広告マネージャで設定→配信→振り返り」です。

最初に決めるのは契約の範囲です。配信日時と時間の長さ、紹介する商品、話してほしいこと・話してはいけないこと、広告として配信してよい期間、報酬を文書で取り決めます。ライブは台本どおりに進まないため、通常のタイアップ投稿より「言ってはいけないこと」を具体的に書いておくことが重要です。効果や効能を断定する表現、他社製品との比較、根拠のない価格の訴求などは、事前に禁止事項として共有しておきましょう。

次に、クリエイター側から広告としての利用許可を受けます。Metaのパートナーシップ広告は、クリエイターが自分のコンテンツをビジネスパートナーが広告として使うことを許可して初めて配信できる仕組みです。許可の方法や画面はMetaビジネスヘルプセンター「ビジネスパートナーに投稿の宣伝を許可する」で案内されています。配信当日になってから許可が済んでいないと気づくのが最も避けたい事態なので、配信の数日前には許可が通っているかを確認しておきます。

許可が済んだら、広告マネージャでキャンペーンを作ります。Meta広告はキャンペーン(目的)、広告セット(予算・スケジュール・オーディエンス・配置)、広告(クリエイティブ)の3階層で組み立てます(Meta公式ヘルプ)。ライブ動画広告をどの目的で使えるか、広告セットのスケジュールをどう配信時間に合わせるかといった細かな仕様は、2026年10月2日時点で日本語の公式ヘルプから詳細を確認できませんでした。設定の際は管理画面の表示に従ってください。Instagram広告の基本的な出稿の流れはInstagram広告の効果的な運用方法は?出稿までの手順や費用で解説しています。

配信当日は、企業側の担当者もライブを視聴し、コメントの様子と広告の出稿状況を同時に見られる体制を作っておくと安心です。想定外の発言や、商品の在庫切れなどが起きたときに、広告を止めるかどうかを判断する人をあらかじめ決めておきます。配信後は、視聴者数やコメント数に加えて、商品ページへの遷移や売上など、契約時に決めた指標で振り返ります。

インスタライブ広告の費用の考え方:予算を配信時間で割る

「インスタライブ広告はいくらかかるのか」は最もよく聞かれる質問ですが、ライブ広告に固定の料金表はありません。予算は広告主が設定するもので、大事なのは金額の大小より「配信時間に対してどう配分するか」です。

ブーストの場合、広告が出るのは配信中だけだと報じられています。つまり同じ予算でも、配信が30分か2時間かで「1時間あたりに使えるお金」が大きく変わります。予算を配信時間で割った1時間あたりの予算を基準にすると、配信ごとの比較がしやすくなります。以下は計算の考え方を示すための例で、実際の広告単価や効果を示すものではありません。

例広告予算配信時間1時間あたりの予算1分あたりの予算
A:短時間の新商品発表30,000円30分60,000円1,000円
B:定例のライブ30,000円60分30,000円500円
C:長時間のセール配信30,000円120分15,000円250円
予算と配信時間からの単純計算による例(編集部作成)。実際の配信量や単価はオークションの状況によって変わります

この表から言えるのは、同じ3万円でも、短い配信ほど1分あたりの予算が厚くなるということです。新商品の発表のように「冒頭の30分に人を集めたい」配信と、セールのように「長時間、途切れずに人が入ってくればよい」配信では、同じ予算の意味が違います。配信の目的に合わせて、予算を増やすのか、配信時間を絞るのかを決めましょう。

予算を決めるときの実務的な目安は、「1回の配信で取り戻したい金額」から逆算することです。ライブで売る商品の粗利と、配信1回の目標売上が決まっていれば、そこに使ってよい広告費の上限が出ます。その上限を配信時間で割り、1時間あたりの予算として社内で共有しておけば、配信時間を延ばす・縮める判断のときに予算の見直しを忘れません。SNS広告全般の費用の考え方はSNS広告の費用相場は?特徴や利用時の注意点もあわせてご覧ください。

また、配信が予定より早く終わった場合や開始が遅れた場合に、予算がどう消化されるかは事前に確認しておきたい点です。Meta広告は一般に実際に配信された分に対して課金されますが、ライブのブーストで配信が短くなったときの扱いは報道では触れられていません。初回は少額で試し、管理画面の消化金額を配信時間と照らし合わせて確かめると安心です。

予約時刻から逆算するチェックリスト

ライブ広告で最も多い失敗は、配信が始まってから「広告がまだ出ていない」「許可が通っていない」と気づくことです。報道で伝えられた「2時間前までに予約」を起点に、配信当日から逆算したチェックリストを作りました。

  • 7日前:配信日時・時間の長さ・紹介する商品・目標(視聴者数/フォロー数/売上)を決める。広告予算を決め、1時間あたりの予算を計算する
  • 5〜3日前:(パートナーシップ広告の場合)クリエイターとの契約内容と禁止事項を確定し、広告としての利用許可が通っているかを確認する。告知投稿を出し、ライブの予約リマインダーを設定する
  • 前日:商品ページ・在庫・価格表示を最終確認する。配信中に広告を止める判断をする担当者を決める
  • 当日・配信の2時間前まで:ブースト(または広告マネージャの広告)の予約を完了する。オーディエンスと予算を再確認する
  • 配信の30分前:通信環境・照明・音声を確認する。ストーリーズで最後の告知を出す
  • 配信開始:予定の時刻どおりに開始する。冒頭で「今から見始めた人」向けに配信の内容を短く説明する
  • 配信後:視聴者数・コメント数・フォロー数・売上・広告の消化金額を記録し、1時間あたりの成果として前回と比べる

このリストで特に重要なのは「配信開始」の項目です。広告から入ってきた人は、配信の途中から見始めます。何についての配信なのか、今どんな商品を紹介しているのかを数分おきに言い直すだけで、途中から来た視聴者の離脱は減らせます。広告で人を集めても、配信の中身が途中参加の人に不親切だと予算が無駄になります。

広告を出す前に確認したい表示・法務のポイント

ライブ広告は、録画した動画の広告と違って、配信中の発言を事前にチェックできません。広告として広く配信する以上、法務の観点からも準備をしておく必要があります。

まず、クリエイターに依頼した配信を広告として出す場合は、それが広告であることが視聴者にわかる状態にしておく必要があります。日本では2023年10月1日から、広告であることを隠した表示(いわゆるステルスマーケティング)が景品表示法の不当表示として規制されています。パートナーシップ広告はクリエイターと企業の関係を示す形で配信される仕組みですが、配信中の発言でも「〇〇さんからのご依頼で紹介しています」と明言してもらうなど、関係性が伝わるよう契約時に取り決めておくと安心です。

次に、ライブならではの価格や期間の表現です。「今だけ半額」「配信中だけの特別価格」といった訴求はライブと相性が良い一方で、実際にはいつでもその価格で買える場合や、比較の元になる通常価格の根拠がない場合は、実際より有利に見せる表示として問題になるおそれがあります。化粧品や健康食品などでは、効果・効能の言い方にも医薬品医療機器等法などの制限があります。業種ごとに言ってはいけない表現を一覧にし、配信者と事前に共有しておきましょう。判断に迷う表現は、配信前に法務担当や専門家に確認してください。

TikTok LIVEとの集客手段の違い

ライブ配信を広告で底上げする仕組みは、TikTokにもあります。両方で配信している企業は、仕組みの違いを押さえておくと予算の配分を判断しやすくなります。

項目InstagramライブTikTok LIVE
アプリ内で手軽に広げる方法ライブ配信の作成画面からブースト(2026年9月30日報道)Promote(プロモート)でLIVEを宣伝
アプリ内の方法の利用条件報道では条件の記載なし18歳以上、LIVEを宣伝するにはフォロワー1,000人以上
アプリ内の方法の目的より多くの人にライブを見つけてもらうLIVEの視聴数とLIVEからのフォロワーを増やす
クリエイターの配信を企業が広告にする方法パートナーシップ広告(2026年9月29日から一般提供)本記事では扱わない(詳細はTikTokの広告メニューを確認)
表示される場所フィード・ストーリーズ・リール(ブーストの場合)TikTokのフィード(おすすめ)など
Instagramの記載はSocial Media Today(2026年9月30日)とMeta for Business、TikTokの記載はTikTok公式ヘルプ「About Promote on TikTok」をもとに作成

TikTokのPromoteは、TikTokの公式ヘルプでLIVEの視聴数とLIVEからのフォロワーを増やす目的で使えると案内されており、LIVEを宣伝するにはアカウントのフォロワーが1,000人以上必要です。Instagramのブーストは、2026年10月2日時点の報道では利用条件が明らかになっていません。TikTokのPromoteの使い方はTikTokプロモートとは?料金・やり方・視聴者への見え方で詳しく解説しています。

使い分けの考え方としては、TikTok LIVEはおすすめのフィードから新しい人に出会う設計が強く、ライブコマースの文化も育っています。Instagramはフォロワーとの関係が深いアカウントや、ストーリーズで日常的にファンと接点を持っているブランドと相性が良いと言えます。TikTokでライブ販売をする具体的な進め方はTikTokライブコマースのやり方|売れる配信のコツをご覧ください。

インスタライブ広告に関するよくある質問

最後に、インスタライブ広告を検討している担当者からよく出る疑問を、2026年10月2日時点で確認できる情報をもとにまとめます。

Q1. インスタライブ広告は日本でも使えますか?

ライブ動画のパートナーシップ広告については、Meta for Businessが2026年9月29日から全世界のすべての広告主・代理店に提供すると発表しています。アプリ内のブーストについては、報道に対象地域の記載がありません。自社のアプリのライブ配信の作成画面に「ブースト」が出るかどうかで確認してください。

Q2. ブーストとパートナーシップ広告はどう違いますか?

ブーストは、自分のアカウントのライブを作成画面から手軽に広告にする方法です。パートナーシップ広告は、クリエイターから許可を受けて、クリエイターのライブを企業の広告として配信する方法で、広告マネージャから設定します。自社の配信を広げたいならブースト、クリエイターの配信を広げたいならパートナーシップ広告、と覚えておけば迷いません。

Q3. 広告はライブが終わった後も表示されますか?

ブーストについては、広告は配信中のみ出稿されると報じられています。配信が終われば広告も止まる前提で予算と配信時間を決めてください。広告マネージャから出す広告の配信タイミングの詳細は、設定時に管理画面で確認することをおすすめします。

Q4. 予約はいつまでにすればよいですか?

報道によると、Instagramは広告配信の遅れを減らすため、配信の少なくとも2時間前までにブーストを予約することを推奨しています。配信直前の設定もできますが、冒頭から広告で人を集めたい配信では2時間前までに済ませておきましょう。

Q5. 費用はいくらから始められますか?

ブーストの予算の下限は、2026年10月2日時点の報道では明らかになっていません。予算は広告主が設定するもので、本記事で紹介したように、予算を配信時間で割った「1時間あたりの予算」で考えると配信ごとの比較がしやすくなります。初回は少額で試し、消化金額と成果を記録してから増額を判断するのが安全です。

まとめ

インスタライブ広告は、2026年9月29日にライブ動画のパートナーシップ広告がすべての広告主に提供され、9月30日にはライブ配信の作成画面からのブーストも報じられ、企業が使いやすい段階に入りました。集客の方法は、オーガニックの告知、アプリ内のブースト、広告マネージャ(パートナーシップ広告を含む)の3つです。自社の配信を手軽に広げるならブースト、クリエイターの配信の熱量を広げるならパートナーシップ広告、というのが基本の使い分けです。

どの方法でも、ライブ広告は配信している時間にしか意味を持ちません。予算は配信時間で割って1時間あたりで考え、予約は配信の2時間前までに済ませ、途中から来た視聴者にも伝わる配信の進め方を準備しておくことが成果を左右します。予算の下限や対象アカウントの条件など、公式にまだ明らかになっていない点もあるため、まずは少額で試し、自社のアカウントで仕様を確かめながら運用を広げていきましょう。Instagram運用全体の考え方はInstagramマーケティングとは?基本の手法やメリットで整理しています。

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この記事はAIを活用して書いています。

この記事を書いた人

TORIHADA POSTは、TikTok・YouTube・LINE VOOM・InstagramなどのSNSやインフルエンサーマーケティングに関する情報を発信していくサイトです。
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若井 映亮
株式会社TORIHADA CEO
【執筆実績】
・『事業者の販路を拡大し、クリエイターの収益を最大化する TikTok Shop大全』出版社:KADOKAWA (2025/12/17)
・『ショートムービー・マーケティングTikTok が変えた打ち手の新常識』出版社:KADOKAWA (2021/12/22)
【メディア出演実績】
・TikTok にハマる理由 優秀なAI がユーザーを魅了する: 日経Biz Gate(2022/2/17)
・今さら聞けない バズる動画完全攻略セミナー:テレビ朝日 NEW ニューヨーク(2021/11/19放送)
・TikTokビジネス活用大全:新R25プレミアム講座

1989年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、サイバーエージェントに入社してアドテク事業の責任者を経験。2017年10月にTORIHADAを取締役として共同創業。2020年4月には、TikTok MCN PPP STUDIOを設立。2026年時点では、総勢2,000組を超えるショートムービークリエイターを抱える日本最大規模のクリエイター事務所としてクリエイターサポートを行う。自身もフォロワー5万人を超えるクリエイターの1人として、ショートムービー・プラットフォームを活用し、クリエイター目線を持って活動のサポートを行う。2022年12月からTORIHADA POSTの運営を開始。
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