SNSにおける拡散とは?事例や仕組み、具体的な方法について解説

SNS 拡散
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SNSは、各企業の広告塔としても利用されるほど高い利用率を誇っています。企業アカウントを作成し、フォロワーを伸ばすことができれば、費用対効果が高い宣伝を行うことも可能です。

SNSでフォロワーを伸ばすためには、ユーザーに「拡散」してもらう必要があります。拡散してもらうためには具体的な方法を理解する必要があり、拡散の仕組みや注意点を理解しておくことも大切です。

今回は、SNSで拡散された企業事例をもとに、拡散の仕組みや具体的な方法について解説します。この記事を参考にすれば、企業アカウントのフォロワーを伸ばしやすくなり、売り上げの安定にも繋げられます。

目次

SNSの拡散とは?

SNSを伸ばすためには、投稿をどれだけ拡散してもらえたかが重要です。投稿が拡散されることを「バズる」と言い、投稿がバズるかどうかということが認知度にも大きく影響します。

総務省|平成27年版 情報通信白書|SNSでの情報拡散の状況を見てもわかるように、利用者の多くはSNSで拡散経験があります。

つまり、ユーザーは拡散することに抵抗は感じておらず、いかに「拡散したい」と思わせられるかどうかが大切です。

SNSで拡散された企業事例は?

SNSで拡散された企業事例としては、下記3つが挙げられます。

  • 株式会社セガ
  • サントリー食品インターナショナル株式会社
  • 株式会社クラブコスメチックス

株式会社セガ

株式会社セガは、ゲーム機やパソコン向けゲームなどの開発や販売を行っている会社です。TikTokでは、120万人のフォロワーを獲得しています。投稿では、日本だけでなく海外に向けても発信しており、英語字幕を活用することで幅広いユーザーへ訴求しているのが特徴です。

TikTokだけでなくLINE公式アカウントへの転載もしており、様々なチャネルでの拡散を成功させていました。

参考:SEGA | TikTokアカウント運用コンサルティング

サントリー食品インターナショナル株式会社

サントリー食品インターナショナル株式会社は、日本国内を中心に清涼飲料水の製造や販売を行っている会社です。TikTokでは、PR投稿を効果的に活用することで拡散に成功しました。

TikTokの活動としては「ペプシ〈生〉CMチャレンジ」が代表的です。「ペプシ〈生〉CMチャレンジ」とは、TikTokの有名インフルエンサー9名それぞれにペプシ〈生〉を活用したCM制作をしてもらうキャンペーンのことです。

企業側の要望通りに作成するのではなく、各インフルエンサーの強みを活かしたCM制作によって、宣伝文脈に対して抵抗感の少ない動画でユーザーへの訴求に成功しています。

参考:ペプシ生 | TVCM連動マルチチャネルPR投稿(TikTok / Reels)

株式会社クラブコスメチックス

株式会社クラブコスメチックスは、化粧品や医薬部外品などを製造・販売している会社です。TikTokでは、カップル系インフルエンサーの「僕とありちゃん」を活用してPR投稿を行いました。

普段の投稿と似ている形で自然に商品を訴求したことにより、ユーザーに訴求しやすくなり売り上げの増加に繋げています。認知度拡大だけでなく、購買意欲向上にも繋げたケースとなっています。

参考:スキンケア用品 | TikTok PR投稿・広告配信

SNSで拡散する仕組み

SNSで拡散するかどうかは、ユーザの行動だけで決められているわけではありません。SNSで拡散する仕組みとしては、ユーザーの行動だけでなくアルゴリズムも影響します。

アルゴリズムとは、それぞれのアカウントから投稿されたコンテンツに対して、一定の規則や関連性をもとにコンテンツを適切なユーザーへ届ける仕組みのことです。アルゴリズムが存在する理由としては「各SNSが長期時間ユーザーに利用してほしい」と考えていることが挙げられます。

ただ、各SNSでアルゴリズムは公式に発表されていません。つまり、SNSの本質を理解した上で、アルゴリズムの予測を立てて改善や改良を繰り返すことが大切です。

続いては、SNSでの具体的な拡散方法について解説します。アルゴリズムを予測した上での拡散方法となるため、一時的な拡散ではなく長期的な拡散が見込めます。

SNSでの具体的な拡散方法

SNSでの具体的な拡散方法としては、下記3つが挙げられます。

  • インフルエンサーを活用する
  • ユーザーを巻き込んだキャンペーンを行う
  • ユーザー同士で情報をシェアしてもらう

インフルエンサーやキャンペーンだけでなく、ユーザーを巻き込むことも大切です。最終的にユーザー自身を巻き込むことができれば、企業側の手間を減らしながら一定の効果を維持し続けることも可能となります。

インフルエンサーを活用する

インフルエンサーを活用すれば、一般的なSNS広告を利用するよりも高い費用対効果を望めます。インフルエンサーには固定ファンが付いていることも多く「好きなインフルエンサーが投稿しているから」という理由だけで、売り上げに繋がることもあります。

過去にSNS広告の利用経験があり、エンゲージメント率が低い場合などは利用してみるのがおすすめです。ただ、インフルエンサーを使った宣伝で高い効果を得るためには、自社と相性の良いインフルエンサーを選ばなければいけません。

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ユーザーを巻き込んだキャンペーンを行う

ユーザーを巻き込んだキャンペーンを行うことで、SNSで拡散される可能性が高いです。キャンペーンは、アカウントや企業の認知度を高めるのに最適であり、通常の投稿を繰り返すよりも拡散されやすくなります。

キャンペーンを行う際には、ユーザーが拡散する行動を自然に行えるような内容にしましょう。具体的な内容としては、下記の通りです。

  • 他のSNSにシェアする内容
  • リツイート機能のようなSNS内で拡散する内容

キャンペーンへの参加条件に上記の内容を入れるだけでも、キャンペーンの拡散力が大きく異なります。ユーザーからの共感を得られるキャンペーンやメリットを与えられるキャンペーンを行うことで、徐々に拡散されていく可能性が高いです。

ユーザー同士で情報をシェアしてもらう

SNSで効果的に拡散してもらうためには、ユーザー同士で情報をシェアしてもらうことも大切です。企業からの宣伝だけでは、情報拡散に限界があります。

また、キャンペーンを開催して多くの人に拡散されたとしても、多額の費用がかかってしまうかもしれません。長期的にコストをかけず拡散してもらうためには、ユーザーの協力が必要不可欠です。

キャンペーンやインフルエンサーを起用せずに拡散してもらうためには、ユーザーニーズを満たした投稿を繰り返しましょう。投稿内容がユーザーニーズを満たしていれば、キャンペーンやインフルエンサーを起用しなくても、定期的に拡散されやすくなります。

SNSで拡散させるために注意すべきポイント

SNSで拡散させるために注意すべきポイントは、下記の2つです。

  • 宣伝感の強い投稿は控える
  • SNSの特徴を理解した上で投稿する

SNSを伸ばすために拡散することは大切ですが、ただ拡散すれば良いわけではありません。ユーザーの興味を惹くような内容で、目的に沿った形で拡散することが大切です。

宣伝感の強い投稿は控える

SNSで拡散させるためには、宣伝感が強い投稿は控えましょう。宣伝感の強い投稿は、ユーザーから嫌がられる可能性が高いです。ユーザーから嫌がられてしまうと、拡散されづらくなってしまいます。

また、宣伝感が強いと効果が出ても、短期的なものになる可能性が高いです。宣伝したい気持ちは抑え、長期的な目線で「ユーザーに愛されるアカウント」を作ることが大切です。

SNSの特徴を理解した上で投稿する

SNSで拡散させるためには、SNSの特徴を理解した上でキャンペーンを行いましょう。魅力的であり費用をかけたキャンペーンでも、SNSの特徴と乖離していれば拡散されづらいです。キャンペーンを行う前には、下記項目を考えてみましょう。

  • SNSを利用しているユーザー層
  • 利用しているSNSで喜ばれやすい投稿
  • ユーザーがSNSを利用するタイミング

例えば、若年層のユーザーが多いSNSでシニア向けの商材を宣伝しても、ほとんど効果は得られないかもしれません。一方で、若年層が多いユーザーが多いSNSでおしゃれな洋服や流行している飲食店について発信すれば、拡散される可能性は非常に高いです。

SNSでは炎上の拡散に注意

SNSの拡散力は強く、従来のテレビや新聞のようなメディアで拡散するよりも、高い広告効果を見込めます。SNSで拡散できれば、最低限のコストで自社の商材を宣伝することも可能です。また、一度フォロワーが増えてしまえば半永久的に利用できるため、多くの企業が導入し始めています。

しかし、SNSを拡散する際には、炎上の拡散に注意しましょう。SNSで炎上してしまうと、売り上げの低下だけでなく、企業イメージの低下にもつながります。炎上リスクを下げるためには、下記3つを必ず守りましょう。

  • SNS投稿に関する規則を設ける
  • 社員に対するSNS研修を行う
  • SNSの監視体制を整える

上記を守っていても、絶対に炎上しないとは限りません。炎上後の対策も事前に考えておくことで、もしもの時のリスクを最小限に抑えられます。

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この記事を書いた人

TORIHADA POSTは、TikTok・YouTube・LINE VOOM・InstagramなどのSNSやインフルエンサーマーケティングに関する情報を発信していくサイトです。
SNSの最新情報やインフルエンサーのビジネス活用方法を多様な視点で提供していきます。

若井 映亮
株式会社TORIHADA CEO
【執筆実績】
・『ショートムービー・マーケティングTikTok が変えた打ち手の新常識』出版社:KADOKAWA (2021/12/22)
【メディア出演実績】
・TikTok にハマる理由 優秀なAI がユーザーを魅了する: 日経Biz Gate(2022/2/17)
・今さら聞けない バズる動画完全攻略セミナー:テレビ朝日 NEW ニューヨーク(2021/11/19放送)
・TikTokビジネス活用大全:新R25プレミアム講座

1989年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、サイバーエージェントに入社してアドテク事業の責任者を経験。2017年10月にTORIHADAを取締役として共同創業。2020年4月には、TikTok MCN PPP STUDIOを設立。2023年時点では、総勢700組のショートムービークリエイターを抱える日本最大規模のクリエイター事務所としてクリエイターサポートを行う。自身もフォロワー5万人を超えるクリエイターの1人として、ショートムービー・プラットフォームを活用し、クリエイター目線を持って活動のサポートを行う。2022年12月からTORIHADA POSTの運営を開始。
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