TikTokの再生回数が伸びないのはなぜか?増やす方法6選を紹介

TikTok 再生回数
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TikTokに動画を投稿したけれど、再生回数が伸びないとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。何も考えずに投稿を続けても、TikTokの再生回数は伸び悩むだけです。再生回数を伸ばすためには、TikTokの機能や仕組みを把握しておく必要があります。

そこでこの記事では、TikTokの再生回数が伸びない理由、増やす方法や再生回数が0の時の原因を解説します。再生回数でお悩みのTikTok運用者の方は、参考にしてみてください。

目次

TikTokの再生回数の確認方法

まずは、TikTokの再生回数の確認方法を説明します。

  • 自分の動画の再生回数
  • 他人の動画の再生回数

詳しくみてみましょう。

自分の動画の再生回数

自分の動画の再生回数は、「マイページ」から確認ができます。「マイページ」のサムネイルの左下の「▷矢印」の横の数字が再生数です。

他人の動画の再生回数

他人の動画の再生回数は、その人のアカウント画面から確認できます。ユーザーのプロフィール画面に行き、動画のサムネイルの左下にある「▷矢印」の横の数字が再生回数です。

TikTokの再生回数のカウント方法と見方

TikTokの動画の再生回数のカウント方法と見方についても解説します。

  • カウント方法
  • 「K」「M」とは

詳しくみてみましょう。

カウント方法

TikTokの動画の再生回数のカウント方法は、総動画再生回数です。そのため、ユーザーが動画を見た回数が反映されます。ただし、連続再生の場合は何度再生しても再生数は「1回」です。別のページに移動してから再度動画を見ると、「2回」になります。

また、タイムラインで自動的に流れている動画も「1再生」に含まれます。数秒流れただけでも「1再生」になるため比較的再生数が伸びやすいでしょう。

「K」「M」とは

TikTokの再生数の表示回数に表示される「K」「M」とは、数の単位のことです。「B」もあります。

  • K(キロ):1,000単位のことです。「30K」の場合は「30,000」回を表します。
  • M(ミリオン):100万(1,000,000)単位のことです。「3M」の場合は「300万」回を表します。
  • B(ビリオン):10億単位(1,000,000,000)のことです。ほとんど見ませんが、たまにあるので覚えておきましょう。

TikTokの再生回数が伸びないのはなぜ?

せっかく動画を投稿しても、再生されなければ意味がありません。TikTokの動画の再生回数が伸びないのはなぜでしょう。ここでは、以下の3つについて解説します。

  • おすすめに表示されないから
  • サムネイルが魅力的ではない
  • 検索結果に出てこないから

それぞれ、詳しくみてみましょう。

まずTikTokで再生回数を伸ばそうとすると、おすすめに載ることが重要です。おすすめにのらなければユーザーが動画を見る機会も少なく、動画の再生回数は思うように伸びないでしょう。おすすめは、「いいね」や「コメント」などからユーザーの好みを判断し、好みに合わせておすすめフィードに動画が表示される仕組みになっています。おすすめにのり「いいね」や「コメント」の数が増えれば、他のユーザーのおすすめにものりやすくなります。

ユーザーからのいい反応が期待できる動画を投稿して、多くのユーザーのおすすめに載るましょう。おすすめに載る方法は後で解説します。

サムネイルが魅力的ではない

サムネイルとして設定した動画が魅力的でない可能性があります。TikTokでは、動画を投稿する時に動画の一部分を「カバー」に選べます。カバーに設定されたサムネイルが検索結果などで流れるため、サムネイルが魅力的でなければ再生されません。

動画のカバーは動画の「投稿画面」で、「カバーを選ぶ」から変更したりテキストを追加したりできます。魅力的な部分を設定し、再生数を増やしましょう。

検索結果に出てこないから

TikTokでは「ハッシュタグ検索」での動画検索も多いです。適切にハッシュタグを設定していなければ、ハッシュタグ検索の検索結果に出てこないため、ユーザーに見つけられず再生されません。必ず動画に合ったハッシュタグを複数個つけるようにしましょう。

TikTokの再生回数を増やす方法6選

それでは、TikTokの再生回数を今以上に増やす方法は何があるのでしょうか。ここでは、再生回数を増やす方法を6つ紹介します。

  • おすすめに載る
  • 投稿ジャンルを統一する
  • トレンドにのる
  • プロモート機能を利用する
  • ハッシュタグの付け方を変えてみる
  • インサイトで分析する

それぞれ、詳しくみてみましょう。

おすすめに載る

TikTokの再生回数を増やすために重要なことは、おすすめに載ることです。前述した通り、おすすめはユーザーの好みに合わせて表示されるため、おすすめに載るといい反応を返してくれる可能性も高いです。反応が高いと他のユーザーのおすすめにものりやすくなり、再生回数が増えます。

おすすめに載るには、以下のような基準があります。

  • いいねの数
  • コメントの数
  • 視聴時間
  • 視聴完了率

まず、いいねやコメントなどの反応が多いと、おすすめに表示されやすくなります。ユーザーが面白いと感じたり、共感できる内容だったりしたときにいいねがつきやすいです。いいねやコメントが多くつくと、他の同じ年齢層のユーザーや同じジャンルを好むユーザーのおすすめにも表示されて再生回数が上がります。

そして、おすすめに載るためには視聴時間や視聴完了率も気にしましょう。視聴完了率とは、動画を再生した視聴者のうち、動画を最後まで再生した視聴者の割合のことです。例えば10人が動画を再生して、3人が最後まで視聴すると視聴完了率は30%になります。なるべく視聴者が最後まで見たいと思える動画を投稿しましょう。TikTokの動画は3分まで作成できます。テンポの良い構成の動画を作り、最後まで見てもらうことが重要です。

投稿ジャンルを統一する

投稿ジャンルはできるだけ統一しましょう。動画に興味を持ってくれたユーザーがいても、ユーザーは他の動画を見て興味のないものばかりだったらフォロワーにはなりません。同じジャンルの動画を投稿した方が、フォロワーは増やしやすくなり、動画の再生回数も増えます。

トレンドのハッシュタグや流行の音楽を使う

トレンドにのったり流行の音楽を使うことで、動画が再生されやすくなります。TikTokでは、「トレンド」タブがあり流行りの動画が紹介されます。トレンドのハッシュタグを使ったり、流行の音楽を使ったりすることで検索回数も上がり、おすすめにのりやすくなります。もちろん動画の再生回数も増えるので、積極的に使いましょう。

なお、「トレンド」タブはユーザーによっては表示されないものもあります。その場合は、パソコンから「トレンド」を確認したり投稿画面で流行の音楽をチェックしたりできます。

株式会社TORIHADAでは、TikTokのトレンドレポートの作成を行っています。最新のトレンド情報を知りたい方は以下からお問い合わせください。

トレンドレポート

プロモート機能を利用する

「プロモート」という機能で、再生回数を購入することもできます。簡単に説明すると広告配信です。プロモートをするとプロモートした動画がユーザーのおすすめに優先的に表示されます。表示方法も普通の動画と変わらないので、広告だとバレることはありません。

プロモートは、すでに公開中の動画を選択してプロモーションします。設定画面では、オーディエンス(ターゲット)が設定でき、予算や配信期間からどのくらいの閲覧数が稼げるかの見積もりも確認できます。まずは低予算から始めてみても良いでしょう。

ハッシュタグの付け方を変えてみる

ハッシュタグの付け方を変えてみることも、動画の再生回数の増加に有効です。動画に合った適切なハッシュタグを複数つけることで、動画のジャンルに興味を持っているユーザーに検索されやすくなり再生回数も増えます。

また、ハッシュタグはうまく活用するとおすすめにものりやすくなるため、トレンドのハッシュタグを確認しておくなどバズりやすいハッシュタグをチェックしておくと良いでしょう。

インサイトで分析する

インサイトで分析して、課題や改善策を見つけることも重要です。インサイトでは、動画の再生回数やフォロワーの増減などを分析できます。インサイトで分析できる項目は以下のようなものです。

全体の分析

  • 動画の視聴回数
  • プロフィールの表示回数
  • いいね数
  • コメント数

動画ごとの分析

  • 合計再生時間
  • 平均視聴時間
  • 動画の流入経路

例えば、ハッシュタグ検索からどの程度流入しているかも分析できるので、参考にして今後の戦略に役立てましょう。

TikTokの再生回数が0の原因

動画の再生回数が0のままの場合はまた他に原因が考えられます。ここでは、動画の再生回数が0の場合の原因を紹介します。

  • TikTokのガイドラインに違反している
  • 不適切な動画だと判断されている
  • アプリに不具合が起きている

詳しくみてみましょう。

不適切な動画だと判断されている

運営側に不適切な投稿と判断された場合もペナルティを受ける場合があります。不適切な投稿には下記のような内容があります。

  • マルチ商法だと思われる内容
  • 性的な内容
  • 暴力を含む内容
  • 著作権を侵害する内容

いずれも、TikTok上でユーザーが被害を受けたり不快に感じたりする可能性があり、TikTok側も不利益を被る内容です。また、コミュニティガイドラインに反する投稿も同じで、ペナルティを受けます。運営側に不適切と思われない投稿をしましょう。

アプリに不具合が起きている

珍しいかもしれませんが、TikTokアプリに不具合が起きている可能性もあります。SNS上で同じ現象が起きている人がいないか探してみましょう。もし不具合だった場合は、運営側に報告して対応を待つ必要があります。

企業のアカウントで再生回数を伸ばす方法3選

TikTokで企業アカウントを持ち、再生回数を伸ばすことで認知度の向上やPRをしたい担当者の方もいるでしょう。ここでは、企業のアカウントで再生回数を伸ばす方法を説明します。

  • TikTok広告の利用
  • プロモート機能を利用する
  • 運用代行やコンサルに依頼する

それぞれ、詳しくみてみましょう。

TikTok広告の利用

TikTokは幅広い年代の人が利用し、動画時間が短く手軽に視聴できるため、動画を使った広告戦略に有効です。 TikTokの広告は3つあります。

  • 起動画面広告

起動広告とは、アプリを起動してすぐに表示される広告です。全画面で表示され、広告内にリンクを貼ることも可能です。起動画面広告は1日に1社のみの配信のため、高額になっています。1,000回表示につき770円かかる、インプレッション課金型で、相場は500万円程度とされています。

  • チャレンジ広告

チャレンジ広告は、ユーザー参加型の広告で、企業がテーマとなるハッシュタグを決め、そのハッシュタグに沿った動画をユーザーが投稿する仕組みです。ハッシュタグチャレンジとも呼ばれます。

チャレンジ広告はユーザーが動画を投稿して拡散してくれるため、拡散力が強くさまざまな年代や属性のユーザーに広められることが特徴です。また、UGC(一般ユーザーが発信する口コミなどのコンテンツ)が生まれやすく、購買行動に繋がりやすいため活用している企業も多いです。バズれば流行やトレンドになることもあります。

ただし、一番安いプランでも1,000万円ほどかかるので注意しましょう。

  • インフィード広告

インフィード広告は、おすすめ欄に表示される広告です。通常の投稿と同じように表示され、いいねやコメント、シェアもできるため、広告と気づかれにくいのが特徴です。広告を表示させるユーザーも、詳細に設定可能なため効率の良いアプローチができます。

費用は1日単位で、おすすめの何番目に掲載されるかで変わってきます。一番安いプランで42万円が相場です。

プロモート機能を利用する

前述したように、プロモート機能を利用して再生回数を増やすこともおすすめです。プロモート機能を利用することで、企業のブランディングや認知度の向上に活用できます。ターゲットを細かく設定できるので、「いいね」「コメント」「シェア」などの反応が期待でき、さらに別ユーザーのおすすめに載る確率も高くなります。

ただし、闇雲に動画をプロモートしても効果は期待できません。企業の認知度の向上や商品の購入など、目的を決めてターゲットを明確にしてから動画を作成してプロモートしましょう。

運用代行やコンサルに依頼する

運用代行やコンサルに依頼をするのも有効です。TikTokをPRのために利用し、再生回数を増やすためには専門的な知識が必要です。運用代行に依頼をすることで、優秀なTikTokクリエイターやインフルエンサーに動画を依頼することができます。料金体系も月額報酬型と成果報酬型があり、成果報酬型の場合はフォロワー数やCV数・リーチ数により金額が決定されます。自社の目的に合わせて依頼する会社を選ぶと良いでしょう。

TikTokの再生回数についてよくある質問

ここでは、TikTokの再生回数についてよくある質問を紹介します。

TikTokの平均動画再生回数は?

TikTokの平均動画再生回数は、300から500回程度です。動画の平均再生回数は、人気のあるジャンルやハッシュタグなどによっても変わるため、他の人の、自分と同じような動画の再生回数を分析してみましょう。

また、初投稿の場合は100人程度のおすすめに載る設定となっているため、初めての動画だから再生数が上がらないのではないかという心配も必要ありません。

再生回数が200から伸びないのはなぜですか?

再生回数が200から伸びない原因は、動画のエンゲージメント率が少ないからです。TikTokで再生回数を増やすには、おすすめに載ることが重要です。TikTokは投稿した動画は基本的に一定数のユーザーに表示される仕組みになっていますが、そこで「いいね」や「コメント」などのエンゲージメントが増えなければ、他のユーザーのおすすめに表示されることもなくなるでしょう。

人気のジャンルでの投稿や流行の音楽を使うなどして、エンゲージメント率を高める動画を作成しましょう。

TikTokの再生回数は同じ人がみても増える?

TikTokの動画の再生回数は、ユーザー数と再生回数により変わります。同じ人が連続して繰り返し動画を見ても、再生数は「1回」です。ただし、同じ人が別の動画を見てまた同じ動画に戻ると、再生回数は「2回」になります。

まとめ:TikTokの再生回数を増やすにはおすすめにのろう

ここまで、TikTokの再生回数が伸びない理由、増やす方法や再生回数が0の時の原因を解説しました。

TikTokの動画は、おすすめに表示されない、サムネイルが魅力的でないなどの理由で再生されず、再生回数が伸び悩んでしまうことがあります。おすすめに載る動画を作成したり、流行のハッシュタグや音楽を活用したりすることで再生回数を伸ばしましょう。

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この記事を書いた人

TORIHADA POSTは、TikTok・YouTube・LINE VOOM・InstagramなどのSNSやインフルエンサーマーケティングに関する情報を発信していくサイトです。
SNSの最新情報やインフルエンサーのビジネス活用方法を多様な視点で提供していきます。

若井 映亮
株式会社TORIHADA CEO
【執筆実績】
・『ショートムービー・マーケティングTikTok が変えた打ち手の新常識』出版社:KADOKAWA (2021/12/22)
【メディア出演実績】
・TikTok にハマる理由 優秀なAI がユーザーを魅了する: 日経Biz Gate(2022/2/17)
・今さら聞けない バズる動画完全攻略セミナー:テレビ朝日 NEW ニューヨーク(2021/11/19放送)
・TikTokビジネス活用大全:新R25プレミアム講座

1989年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、サイバーエージェントに入社してアドテク事業の責任者を経験。2017年10月にTORIHADAを取締役として共同創業。2020年4月には、TikTok MCN PPP STUDIOを設立。2023年時点では、総勢700組のショートムービークリエイターを抱える日本最大規模のクリエイター事務所としてクリエイターサポートを行う。自身もフォロワー5万人を超えるクリエイターの1人として、ショートムービー・プラットフォームを活用し、クリエイター目線を持って活動のサポートを行う。2022年12月からTORIHADA POSTの運営を開始。
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