【2026年2月号】五輪選手の「素顔」にファン熱狂!🏂 AIキャラ×懐古系ミームがTikTokの主役 ✨

TikTokのトレンドは、かつての「完コピ期」から、
特定の界隈に向けた深い表現が波及する「オールジャンル期」へと完全に移行しました 。


過去のネットミームを現代風にアレンジする「新しさ×親しみ」の掛け合わせが、バズを生む最短ルートとなっています 。流行の変遷を点ではなく線で捉えることが、ヒット施策への第一歩です。

先月の盛り上がりを振り返る 2026年1月号のトレンドレポート と併せて読むことで、
今月のトレンドがどのような文脈で生まれたのかをより深く理解できます。

目次

ミラノ五輪の舞台裏を「選手本人」がVlog発信 ❄️🏆

2026年2月に開催されたミラノ・コルティナ冬季オリンピックでは、
アスリートによる「裏側発信」が大きな話題を呼びました 。

従来は公式アカウントによる発信が中心でしたが、今大会では日本のオリンピアン本人が積極的にTikTokを活用しています 。スノーボードの村瀬心椛選手は、9:00の起床風景などプライベートな一面を投稿しました 。

また、フィギュアスケートの鍵山優真選手やアイスホッケーの志賀葵選手らも、
選手村での食事風景など「等身大の日常」をVlog形式で発信しています 。
こうした投稿は、競技中のストイックな姿とは異なるギャップを見せ、
視聴者との強力なエンゲージメントを生む結果となりました 。

AI擬人化と没入型POV、支持されるクリエイターの共通点 🤖📹

現在TikTokで高い支持を得ているクリエイターには、

最新テクノロジーの活用による「独自のキャラクター性」
視聴者を動画の世界に引き込む「圧倒的な没入感」

という共通の特徴が見られます 。

圧倒的なクオリティで「モノの本音」を語る:ライフハッ君

AI技術を駆使し、日常のライフハック(裏技・豆知識)をコミカルに紹介するアカウントです 。
食べ物や日用品を擬人化し、それらが「本音」で語るという斬新な演出で構成されています 。
ディズニーやピクサー映画を彷彿とさせる、
表情豊かで高品質な3Dアニメーション風のキャラクターが登場するのが最大の特徴です 。
こうしたAI活用型アカウントは、ライフハック以外にも美容法や健康知識の専門分野など、
多岐にわたり急増しています 。

まるでその場にいるような臨場感:寒スン

高校三年生の等身大の日常を、
主観視点(POV)で切り取ったショート動画を中心に発信する人気クリエイターです 。
主に撮影者の目線で進行し、視聴者がまるでその場にいるかのような没入感のある演出が特徴です 。
等身大の高校生の放課後や学校生活を舞台に、
友人たちとの何気ない会話やユーモア溢れる掛け合いをテンポよく編集しています 。
「ほっこりする」「こんな高校生活楽しそう」など、
同世代からの羨望だけでなく大人世代からも温かい声が寄せられています 。

両者に共通するのは、
視聴者が「自分事」として、あるいは「その世界の一部」として動画を楽しめる仕掛けがある点です。
ライフハッ君はAIによる高品質なキャラクターを通じて情報にエンタメ性を付与し 、
寒スンは徹底した主観視点により擬似体験としての没入感を提供しています 。

単なる情報の羅列ではなく、
演出技法を用いて視聴者の感情を動かす体験へと昇華させていることが、
成功の鍵と言えます。

拡散を加速させる「トースト」と「ドール」の魔法 🍞💄

UGC(ユーザー生成コンテンツ)を爆発させるには、誰もが参加したくなる「分かりやすい型」が必要です。

アニメ定番の「食パンを咥えて走る」シーンを実写再現するトレンドは、楽曲の疾走感に合わせた演出が特徴です 。
食パン一枚あれば一人でもグループでも参加できる「手軽さ」が、拡散の大きな要因となっています 。

また、ファッションドール「ブライス」を模したメイクを楽しむ「#myblythedoll」も勢いを見せています 。
検索結果の最上部に出たドールを「自分の運命」として設定し、
そのビジュアルを忠実に再現するという「遊び」の要素が、投稿者のこだわりを刺激しヒットに繋がっています 。

【PICK UP】アプリゲーム動画は「実況切り抜き」が主流に 🎮📱

特定の業種にまつわるトレンドとして、今月はアプリゲーム業界の動きに注目します

近年のアプリゲームプロモーションは、単なるゲーム画面の紹介から、
インフルエンサーによる実況やその切り抜き動画を活用するスタイルへと主流が移り変わっています 。


例えば「ラストウォー」などのタイトルがその好例であり、
実況者のリアクションを通じた発信がユーザーの関心を引いています 。

また、直近リリースされた「ハートピアスローライフ」では、
多数のインフルエンサーを起用した大規模な施策が展開されました 。
多種多様なイケメンキャラクターが登場する作品など、
ターゲット層の好みに合わせたクリエイター選定がUGCを生み出しトレンドを形成するための重要な要素となっています 。

今回のレポートから見えてきたのは、
AI技術によるキャラクター化や徹底したPOV(主観視点)演出
そしてアスリート本人によるVlogなど、
より「個」や「体験」にフォーカスしたコンテンツの強さです 。

単にマスの流行を追うだけでなく、特定の「界隈」の熱量を捉え、UGCを誘発する仕掛けを作ることが成果への近道です 。レポート本編には、ここでは紹介しきれなかった注目楽曲の分析や、
最新の投稿事例など、非常に充実した情報が掲載されています 。

SNSを通じたマーケティングにおいて確かな結果を求める際は、ぜひ一度お問い合わせください。

この記事を書いた人

TORIHADA POSTは、TikTok・YouTube・LINE VOOM・InstagramなどのSNSやインフルエンサーマーケティングに関する情報を発信していくサイトです。
SNSの最新情報やインフルエンサーのビジネス活用方法を多様な視点で提供していきます。

若井 映亮
株式会社TORIHADA CEO
【執筆実績】
・『ショートムービー・マーケティングTikTok が変えた打ち手の新常識』出版社:KADOKAWA (2021/12/22)
【メディア出演実績】
・TikTok にハマる理由 優秀なAI がユーザーを魅了する: 日経Biz Gate(2022/2/17)
・今さら聞けない バズる動画完全攻略セミナー:テレビ朝日 NEW ニューヨーク(2021/11/19放送)
・TikTokビジネス活用大全:新R25プレミアム講座

1989年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、サイバーエージェントに入社してアドテク事業の責任者を経験。2017年10月にTORIHADAを取締役として共同創業。2020年4月には、TikTok MCN PPP STUDIOを設立。2023年時点では、総勢700組のショートムービークリエイターを抱える日本最大規模のクリエイター事務所としてクリエイターサポートを行う。自身もフォロワー5万人を超えるクリエイターの1人として、ショートムービー・プラットフォームを活用し、クリエイター目線を持って活動のサポートを行う。2022年12月からTORIHADA POSTの運営を開始。
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