TikTok広告の出し方を手順別に解説|基礎知識や設定方法

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TikTok広告の利用を検討している方でも「TikTok広告の出し方がわからない」と感じている方もいるのではないでしょうか。TikTok広告の出し方や設定方法は、手順を知っていれば難しいものではありません。

今回は、TikTok広告の基礎知識やTikTok広告の出し方と設定方法を解説します。この記事を参考にすることで、TikTok広告をスムーズに出稿できる可能性が高いです。

目次

TikTok広告の基礎知識

TikTok広告の基礎知識として理解しておくべきことは、以下の通りです。

  • TikTok広告の特徴
  • TikTok広告の種類

TikTok広告の利用を検討している場合には、TikTokがどのようなものでどんな種類があるのかについて理解しておくことが大切です。TikTok広告の基礎知識を理解しておくことで、必要に応じて適切に運用しやすくなります。

TikTok広告の特徴

TikTok広告の特徴としては、通常の動画と同じような形式で広告を出稿できることが挙げられます。広告感のある広告は、ユーザーが嫌悪感を抱きやすく、すぐに離脱される可能性が高いです。しかし、通常の投稿と同じような形式のTikTok広告なら、ユーザーに広告っぽさを感じさせづらく、高い反応率も得やすくなります。

また、TikTokの月間アクティブユーザー数は日本国内でも900万人以上おり、若年層を中心に高い人気があります。(2023年4月時点)さらに、30代以降の利用率も高まっているため、今後はさらに利用者数が増える可能性が高いです。

TikTok広告の種類

TikTok広告の種類は、以下の4つです。

  • 起動画面広告
  • インフィード広告
  • チャレンジ広告
  • 運用型広告

TikTok広告の種類によって、特徴や費用相場が大きく異なります。数万円で利用できる広告から、数千万円が必要となる広告もあるため、種類別の詳細についても理解しておきましょう。

起動画面広告

起動画面広告とは、TikToアプリを表示した際の画面に表示される広告のことです。起動画面広告に音声は尽きませんが、画像やアニメーションを選ぶことができます。

起動画面広告の特徴は、TikTokアプリを起動したユーザに必ず表示されることです。必ず表示されるため、確実に1度は広告を見てもらえます。また、起動画面広告の広告内には、リンクも設置できるため、自社商材のお問い合わせページに繋げることも可能です。

インフィード広告

インフィード広告とは、TikTok内の「おすすめ欄」に表示される広告のことです。一般的な投稿に似た形式となるため、広告っぽさを抑えることができ、反応も得やすくなります。

インフィード広告の費用は、最安42万円から利用できます。インフィード広告がバズれば、広告費以上の認知度拡大も期待できるためおすすめです。

チャレンジ広告

チャレンジ広告とは、企業が指定するハッシュタグをつけて、それぞれのユーザーが動画を投稿する広告のことです。通常の広告とは違い、企業から一方的に発信するだけではありません。ユーザー参加型の広告となるため、新規ユーザーの興味も惹きやすく、拒絶されづらいのがメリットです。

ただ、チャレンジ広告にかかる費用は1,000万円程度となるため、費用対効果が見合うかどうかを調査した上で利用を検討しましょう。

運用型広告

運用型広告とは、ユーザーの投稿に混ざって表示される広告のことです。運用型広告では、より細かなターゲティングができるのがメリットです。細かくターゲティングできれば、ターゲットとなるユーザーの興味も惹きやすく、高い効果を期待できます。

また、運用型広告の課金方式によっては、他の広告よりも低価格で始められるため、初めてTikTok広告を利用する方におすすめです。

TikTok広告利用前に準備しておくこと

TikTok広告を利用する際には、事前に準備をしておくことでスムーズに広告出稿を行えます。具体的に必要なものとしては、以下の3つが挙げられます。

  • 会社名
  • 住所
  • 商材に関するURL
  • 入金方法に必要なもの
  • LPやアプリのURL
  • 広告に使用する動画

TikTo広告を利用するにあたって、上記の内容は必須です。特に、商材の購入や利用に繋がるURLや広告に使用する動画はすぐに用意できるものではないため、事前に準備しておきましょう。

TikTok広告の出し方と設定方法

TikTok広告の出し方と設定方法としては、以下を参考にしてください。

  • ①広告アカウントを開設
  • ②ビジネス情報の入力と広告主審査
  • ③タグの設定
  • ④イベントの設定
  • ⑤オーディエンスの設定
  • ⑥キャンペーン・セットの作成
  • ⑦予算の設定
  • ⑧審査通過後、配信開始

TikTok広告の出し方と設定方法を理解しておくことで、スムーズに広告出稿ができます。続いては、TikTok広告の出し方を手順別に解説します。

①広告アカウントを開設

TikTok広告を利用するためには、広告アカウントを開設する必要があります。TikTokアカウントを作成する必要はないため、他のSNSよりも簡単に開設可能です。広告アカウントを作成するためには「sign up for TikTok Ads」でメールアドレスや電話番号などの登録情報を記入しましょう。

②ビジネス情報の入力と広告主審査

広告アカウントの作成では、ビジネス情報の入力も必要です。具体的な入力内容としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 国/地域
  • 業界
  • 会社名
  • アカウントのタイムゾーン
  • 電話番号
  • アカウントの通貨

上記の内容を入力した後には、請求先情報も入力する必要があります。請求先情報を入力すると、広告主審査が始まります。広告主審査は約1営業日のため、余裕を持って登録を進めましょう。

③タグの設定

TikTo広告では、ピクセルタグの設定も必要となります。ピクセルタグを設定することで、広告の最適化が可能です。ピクセルタグでは、ピクセル名やインストールタイプなどを選択します。注意点として、ピクセルタグはイベントと一緒に設定する必要があります。次に紹介するイベントの設定とセットであることを覚えておきましょう。

④イベントの設定

TikTo広告では、イベント設定が必ず必要です。イベント設定をしておくことで、様々な分析に役立つだけでなく、新規ユーザーへの訴求にも繋げやすくなります。イベントでは、行いたいイベントのフォーマットを選択しましょう。集計方法や細かなルールは、後で変更することも可能です。

⑤オーディエンスの設定

オーディエンスを設定することで、広告配信のターゲティングをより正確に行いやすくなります。オーディエンスの種類は、以下の2つです。

  • カスタムオーディエンス
  • 類似オーディエンス

カスタムオーディエンスは自由に設定を行うことができ、類似オーディエンスで条件を追加していきましょう。類似オーディエンスを活用することで、カスタムオーディエンスに似たユーザーにも訴求しやすくなります。

⑥キャンペーン・セットの作成

キャンペーンや広告セットの作成次第で、広告効果は大きく異なります。まず、キャンペーンによて何を達成したいのかを明確にすることが大切です。キャンペーンの目的は、以下の3つの中から選びましょう。

  • ブランド認知
  • 購買意向
  • コンバージョン

キャンペーン作成の後は、広告セットを作成する必要があります。広告の配信先によって利用者層が異なるため、訴求したいターゲットにアピールできそうかどうかを考えましょう。

⑦予算の設定

最後に、TikTo広告に利用する予算を設定します。予算額や掲載スケジュールを記載したら予算の設定は終了です。予算は、1日あたりの金額を入力するため、1ヵ月の予算と間違えないように注意しましょう。

⑧審査通過後、配信開始

広告を作成したら、審査に通過する必要があります。基本的には、24時間以内に審査が終了し、広告配信が開始されます。TikTo広告を利用する際には、入力をスムーズに進めるためにも、記入事項は事前に決めておきましょう。

TikTok広告を利用する際の注意点

TikTok広告を利用する際の注意点は、以下の2つです。

  • 配信開始後の取り消しができない
  • 広告審査に通過する必要がある

TikTok広告の利用では、注意点を理解しておくことで事前に対策を考えられます。利用前や利用後にも注意すべき項目があるため、これからTikTok広告を利用しようと考えている方は理解しておきましょう。

配信開始後の取り消しができない

TikTok広告は、配信開始後に取り消すことができません。TikTok広告によっては、広告枠があらかじめ割り振られているものもあります。そのため、広告枠を獲得出来たら広告を配信しなければいけず、配信後の取り消しもできないことを理解しておくことが大切です。

また、TikTok広告の配信後に修正したい部分があっても、すぐに修正を行うことはできません。特に、TikTok広告に動画を使用している場合には、動画の修正もしなければいけなくなり、対応までに時間がかかってしまいます。以上のことからも、TikTok広告を利用する前には複数回問題ないかを確認したうえで利用することが大切です。

広告審査に通過する必要がある

TikTok広告を利用するためには、広告審査に通過する必要があります。広告審査に通過しなければTikTok広告を利用できないため、どのような審査基準が設けられているのかを事前に確認しておきましょう。

また、TikTok広告では利用が禁止されているジャンルもあります。具体的には、ギャンブルや風俗、アルコールなどが挙げられます。禁止されているジャンルの場合、動画の内容に関係なく審査落ちする可能性があるため注意しましょう。

TikTok広告の出し方は難しくない

TikTok広告の利用は、審査基準さえ遵守していれば難しくありません。ただ、TikTok広告を出稿できることと成功するかどうかは別問題です。TikTok広告を利用する際には、どのような点に注意して運用すれば良いのかも確認しておきましょう。

また、TikTok広告を初めて利用する方は、運用代行を利用するのもおすすめです。運用代行とは、TikTok広告の運用を自社の代わりに行ってくれるサービスのことです。中でも、株式会社TORIHADAへ依頼することで、効率的に高い広告効果を得られます。株式会社TORIHADAでは、ノウハウを生かして最適な提案ができるため、一度ご相談ください。

この記事を書いた人

TORIHADA POSTは、TikTok・YouTube・LINE VOOM・InstagramなどのSNSやインフルエンサーマーケティングに関する情報を発信していくサイトです。
SNSの最新情報やインフルエンサーのビジネス活用方法を多様な視点で提供していきます。

若井 映亮
株式会社TORIHADA CEO
【執筆実績】
・『ショートムービー・マーケティングTikTok が変えた打ち手の新常識』出版社:KADOKAWA (2021/12/22)
【メディア出演実績】
・TikTok にハマる理由 優秀なAI がユーザーを魅了する: 日経Biz Gate(2022/2/17)
・今さら聞けない バズる動画完全攻略セミナー:テレビ朝日 NEW ニューヨーク(2021/11/19放送)
・TikTokビジネス活用大全:新R25プレミアム講座

1989年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、サイバーエージェントに入社してアドテク事業の責任者を経験。2017年10月にTORIHADAを取締役として共同創業。2020年4月には、TikTok MCN PPP STUDIOを設立。2023年時点では、総勢700組のショートムービークリエイターを抱える日本最大規模のクリエイター事務所としてクリエイターサポートを行う。自身もフォロワー5万人を超えるクリエイターの1人として、ショートムービー・プラットフォームを活用し、クリエイター目線を持って活動のサポートを行う。2022年12月からTORIHADA POSTの運営を開始。
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