動画広告とは?種類やメリット・制作する際のポイントについて解説

動画広告
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動画広告は、画像やテキストだけの広告と比較しても、様々なメリットがあります。動画だからこその強みを理解して活かすことができれば、高い広告効果を得られる可能性が高いです。

今回は、動画広告の種類や利用するメリット、動画広告を制作する際のポイントについて解説します。この記事を参考にすることで、動画広告の活用方法を理解でき、自社商材の宣伝でも効果的に活用できます。

目次

動画広告とは?

動画広告とは、広告の中でも動画を利用した広告のことです。株式会社サイバーエージェントの調査によると、動画広告の市場規模は年々増え続けていることがわかります。

引用:サイバーエージェント、2020年国内動画広告の市場調査を発表

以上の結果からも、今後は動画広告が伸び続けると予想できます。動画広告では、数秒から数十秒の間でも多くの情報を訴求でき、効率よくユーザーに宣伝が可能です。市場規模の成長からも、動画広告は有効な手段として利用されていることがわかります。

動画広告の種類

動画広告の種類は、以下の3つです。

  • インストリーム広告
  • インバナー広告
  • インリード広告

動画広告と一言で言っても、様々な種類に分けられます。広告の種類によって、特徴やおすすめなケースが異なるため、目的や状況に合わせて最適なものを選べるように内容を理解しておきましょう。

インストリーム広告

動画広告の種類として、インストリーム広告が挙げられます。インストリーム広告とは、通常の動画内に流れる広告のことです。一般的には、動画の再生前後や途中に流れることが多く、最も代表的な動画広告となります。

インストリーム広告が流れるタイミングによって、以下のように名称が分かれています。

  • 動画の再生前:プレロール広告
  • 動画の再生中:ミッドロール広告
  • 動画の再生後:ポストロール広告

それぞれに特徴がありますが、動画の前半に流れる広告ほど視聴してもらえる可能性は高いです。反対に、後半に近づくほど離脱率も高くなることを理解しておきましょう。

インバナー広告

インバナー広告とは、各プラットフォームのバナーと同様の広告枠に表示される広告のことです。インバナー広告最大の特徴は、配信が始まったらスキップできないことが挙げられます。広告が自動で配信されるため、認知度向上を期待できます。

また、インバナー広告はそれぞれのユーザーが過去に興味を示したものに応じて広告を表示してくれるため、高い成約率も期待できます。

インリード広告

インリード広告とは、Webサイト上に掲載されているコンテンツの間に配信されている広告です。インリード広告の特徴としては、一度広告が表示されれば、自動で再生されることが挙げられます。

コンテンツを読んでいる途中で流れるため、最後まで広告を閲覧してもらえるかどうかは分かりません。しかし、続きが気になる内容の広告や細かい部分までしっかり読み込みたいと考えているユーザーの場合には、最後まで視聴してもらえる可能性も高いです。

動画広告のメリット

動画広告のメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

  • テキストや画像よりも情報量が多い
  • ストーリー形式で伝えやすい
  • 効果測定を行いやすい

動画広告には、動画であるが故に、他の広告とは異なるメリットがあります。動画広告の使用を検討しているなら、動画広告を活用するメリットを理解しておきましょう。

テキストや画像よりも情報量が多い

動画広告を活用するメリットとして、テキストや画像よりも情報量が多いことが挙げられます。1分間の動画で伝えられる情報は、文字で考えた場合180万語にも相当するため、非常に効率よく多くの情報を伝えることが可能です。

参考:Is 1 Minute of Video Really Worth 1.8 Million Words? | Bold Content Video Production

また、動画であればテキストを読む手間もなくなり、ユーザーが広告を閲覧する負担を経験することにも繋がります。結果的にユーザーにも受け入れられやすくなり、動画広告によって高い反応率を得られる可能性も高いです。

ストーリー形式で伝えやすい

動画広告は、通常の広告よりもストーリー形式で伝えやすいこともメリットの1つです。単に事実だけを伝える広告よりも、ストーリー性のある広告の方が22倍も記憶されやすいことがわかっています。

「ストーリーは、事実だけよりも最大 22 倍記憶されます。」
ジェニファー・アーカー
引用:Harnessing the Power of Stories | VMware Women’s Leadership Innovation Lab

代表的な例として、動画広告を漫画形式にして使用している企業が挙げられます。商材に関する説明をするのではなく、実際に悩みを抱えている登場人物を漫画形式で伝え、商材を利用することで解決するという一連のストーリーで伝えるような広告が幅広く利用されています。

漫画形式なら広告を閲覧しているユーザーも飽きづらく、内容も身近で理解しやすいため、動画広告の効果を高められる可能性が高いです。

効果測定を行いやすい

動画広告を活用するメリットは、効果測定を行いやすいことです。広告運用を成功させるためには、効果測定が非常に重要です。効果測定をせずに広告を運用しても、適切な改善ができず、継続的に高い効果は得られません。

動画広告なら、ユーザーが広告に対して反応した数やどのような数値が高いのかを測定しやすいです。動画広告の効果測定で重要な指標となるものとしては、インプレッション数や再生回数、動画のクリック率などが挙げられます。それぞれの数値がなぜ上がっているのかや下がっているのかを検証し、改善し続けることで安定的に高い効果を得やすくなります。

動画広告を制作する際のポイント

動画広告を制作する際のポイントは、以下の3つです。

  • 目的とターゲットに合わせた動画にする
  • 動画の冒頭で興味を惹く
  • テロップや効果音を活用する

動画広告を制作する際には、動画広告を活用する目的を明確にしたうえで、動画制作のポイントを理解しておくことが大切です。効果的な動画広告を制作するためにも、制作前の段階で制作のポイントを抑えておきましょう。

目的とターゲットに合わせた動画にする

動画広告を制作する際には、目的とターゲットに合わせた動画にすることが大切です。動画広告で高い効果を得るためには、目的やターゲットに合わせて動画を変更する必要があります。目的が「認知度拡大」か「成約率の向上」なのかによっても、伝えるべき内容が異なります。

目的が定まったら、目的に合わせたターゲット設定も重要です。例えば、ターゲットが50代以降の男性か20代の女性かによっても、動画広告の内容は大きく異なります。

以上のように、目的やターゲットが最初に決まっていなければ、広告効果を最大化するための動画を制作できません。単純に動画広告の質だけに拘るのではなく、誰に何を伝えたいのかを明確にしたうえで動画を制作しましょう。

動画の冒頭で興味を惹かせる

動画広告の制作時には、動画の冒頭で興味を惹かせることも大切です。動画の冒頭でユーザーの興味を惹くことができなければ、すぐに離脱される恐れがあります。動画広告の多くは、配信数秒後にはスキップできることが多いため、確実にユーザーに視聴してもらえるのは動画の冒頭だけとなります。そのため、動画の冒頭で興味を惹けるかどうかが広告効果にも大きく影響する可能性が高いです。

動画の冒頭で興味を惹くためには、インパクトや意外性を意識しましょう。インパクトや意外性がなく心に響かない内容で動画を始めても、視聴し続けてもらえる可能性は低いです。ターゲットによってもどんな内容が興味を惹きやすいのかは大きく異なるため、ターゲットに合わせて冒頭を変更することも大切です。

テロップや効果音を活用する

動画広告を制作する際のポイントとしては、テロップや効果音を活用することが挙げられます。動画素材だけで興味を惹こうとすると、味気ない動画広告になる可能性が高いです。テロップや効果音を適切に活用できれば、ユーザーの負担を減らしつつ、飽きられないような動画広告を制作できます。

ただ、テロップや効果音の使い過ぎには注意しましょう。テロップや効果音を使った方が良いからと言って、動画内に多用しすぎると、かえって見づらくなる恐れがあります。動画広告を制作する際には、複数の動画広告を参考にしたうえで、適切なテロップや効果音の使い方を理解しておくことが大切です。

動画広告でおすすめの媒体

動画広告でおすすめの媒体としては、以下の3つが挙げられます。

  • YouTube
  • TikTok
  • Instagram

動画広告はどこで出しても同じ結果を得られるわけではありません。動画広告を配信する媒体によって得られる効果も異なるため、媒体別の特徴を理解し、目的や状況に応じて使い分けましょう。

YouTube

YouTubeが動画広告の配信先としておすすめな理由は、幅広い世代で多く利用されていることです。SNSの年代別の利用率は、以下を参考にしてください。(2022年8月時点)

引用:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 <概要> 令和4年8月

SNSによって、年代に偏りがあるケースが多いですが、YouTubeの場合には10代から60代まで平均的に高い利用率を誇っています。利用率が高いほど、幅広く多くのユーザーに訴求できる可能性も高いため、動画広告を活用して認知度拡大をしたいと考えている場合におすすめです。

TikTok

TikTokが動画広告の配信先としておすすめな理由は、若年層を中心に訴求しやすいことです。TikTokは、10代や20代を中心に利用されており、若年層をターゲットとした商材を宣伝した場合には、高い広告効果を期待できます。さらに、30代以の利用率も高まっているため、30代以上をターゲットとしている場合でも、今のうちから動画広告を活用しておくのがおすすめです。

また、TikTokの動画広告で効果を最大化したいなら、運用代行へ依頼しましょう。運用代行とは、自社の代わりにアカウントや広告運用を行ってくれるサービスのことです。中でも、株式会社TORIHADAでは、TikTokにおけるアカウントや広告運用経験が豊富にあるため、ノウハウを活かして効率的な運用を進められます。

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Instagram

Instagramが動画広告の配信先としておすすめな理由は、視覚的に訴求しやすいことです。Instagramの利用率は、男女で大きな差はなく、幅広い年代に利用されています。ただ、画像や動画を中心としている点が他のSNSとは異なっており、視覚的に訴求しやすい商材とは相性が良いです。

例えば、アパレルや食品などに関しては、画像や動画の質によって印象が大きく異なります。そのため、Instagramでユーザーの興味を惹くような画像や動画を投稿できれば、重要な広告塔になる可能性も高いです。

動画広告は配信先で得られる効果が異なる

動画広告では、動画の内容や動画制作にだけ注意すれば良いわけではありません。動画広告の配信先によっても得られる効果は大きく異なります。そのため、動画広告をどこで配信するのかによって、動画の内容を変更し、利用者層に合わせて臨機応変に対応することが大切です。

これから動画広告を活用しようと考えている方は、自社商材とターゲットならどの配信先が良いのかを判断したうえで、最適な配信先で配信しましょう。

この記事を書いた人

TORIHADA POSTは、TikTok・YouTube・LINE VOOM・InstagramなどのSNSやインフルエンサーマーケティングに関する情報を発信していくサイトです。
SNSの最新情報やインフルエンサーのビジネス活用方法を多様な視点で提供していきます。

若井 映亮
株式会社TORIHADA CEO
【執筆実績】
・『ショートムービー・マーケティングTikTok が変えた打ち手の新常識』出版社:KADOKAWA (2021/12/22)
【メディア出演実績】
・TikTok にハマる理由 優秀なAI がユーザーを魅了する: 日経Biz Gate(2022/2/17)
・今さら聞けない バズる動画完全攻略セミナー:テレビ朝日 NEW ニューヨーク(2021/11/19放送)
・TikTokビジネス活用大全:新R25プレミアム講座

1989年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、サイバーエージェントに入社してアドテク事業の責任者を経験。2017年10月にTORIHADAを取締役として共同創業。2020年4月には、TikTok MCN PPP STUDIOを設立。2023年時点では、総勢700組のショートムービークリエイターを抱える日本最大規模のクリエイター事務所としてクリエイターサポートを行う。自身もフォロワー5万人を超えるクリエイターの1人として、ショートムービー・プラットフォームを活用し、クリエイター目線を持って活動のサポートを行う。2022年12月からTORIHADA POSTの運営を開始。
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